■第7回■

<属性〜その3>
さて今回は、笠谷理枝のCGです。
以前も「生意気な女の子が好き」と書きましたが、やはりこの手の気の強いキャラに関して最も楽しい催眠シチュエーションは[強制操作]でしょう。
『催眠術』の伊吹涼子や、『催眠学園』の北川あや&高崎真弓で多くあった[勝手に身体が…]というシチュエーションです。

女の子が驚愕し、動揺し、そして気持ちとはうらはらに快楽に溺れていってしまう。

[催眠術で女の子を好き勝手に操る]というのを最も直接的に体現しているシチュであり、最高に燃える状況です。
(ヒロインにとっては、最悪最低の状況ですが……)

どんな場所で、どんなときに身体を操って、ナニをさせるのか。
『催眠術2』での[強制操作]にはどんなものがあるのか……お楽しみに!

<他力本願!お願いゲスト様!>
ゲストとしてご登場願うのは、NATORI烏賊も大ファンの『魔法少女アイ』の原画家、黒木雅弘さんです!

『魔法少女アイ』は初代『催眠術』と同じ2001年発売のタイトルだったこともあり、当時からかなり意識していました。
戦う女の子が触手に凌辱される様は、ストレートなギャップのエロスを眼前に突きつけられたようで衝撃でした。

それまで、魔法少女ものなどはエロゲーでやってもギャグになってしまうと思い込んでいました。
が、そんな私のイメージを壊したのは雑誌に掲載されていた一枚のCGでした。
夕暮れの中、リボンをなびかせて電柱の上に立つアイの姿……なんとスタイリッシュでカッコイイことか!
たった一枚の絵だけで、見た者を納得させてしまうパワーに驚愕した記憶があります。

さて今回、その黒木さんに、ゲストカット&ヨイショ文章(!?)をお願いしました。
(お忙しい中、無理を言って申し訳ありませんでした)


<私と黒虹/黒木雅弘>
今から数年前、当時巷で「妹じゃ」「幼女じゃ」と騒がれる中にあって、そこからはみ出しつつも、やたら注目されていたタイトルがありました。
それが『催眠学園』だったように思います。

どこか見過ごせない妙な違和感にあてられてか、オフィシャルページを覗いてみると、すでに体験版が上げられていて、なんとはなしにこれを落として内容を閲することにしました。

シンプルなテキスト描写と、寄り道なく濡れ場へと向かう素直な展開がやけに心地よかった覚えがあります。
その際に得た感覚は今でも自分の中にあって、つまりそれは、ノーマル、アブノーマルの区別なく、シチュエーションの背景には、まず「エロ」があり、かかる衝動にブレがなければ、いかな奇天烈極まる展開に及ぼうとも思案するにあたらない、という確信であり共感でした。

当たり前でも、つい軽く流してしまいがちなこの直感は、思い返す度、より心根に刻まれて、僕の中で信条となるのです。